おじらるアーツ

全世代を楽しくするかもしれないもろもろのこと(生活・本・音楽など)

”おじらるアーツ”の世界へようこそ

”おじらるアーツ”の世界へようこそ。

このブログでは「おじさん目線でのちょっとしたリベラルアーツ的なもの」を紹介します。「おじさん+リベラルアーツ=おじらるアーツ」というわけです。

リベラルアーツは通常は一般教養的な意味合いですが、このブログでは強引に「リベラルアーツ=身の回りのこと」としました。「全世代を楽に(楽しく)するかもしれないもろもろのこと」という程度の意味合いです。

無理やりコンセプト化しましたが、すでにお分かりの通り雑記ブログです。

 

仕事では多少経験があっても、道を歩けば通りすがりの全能感のある酔った女の子に「ね、おじさん」と言われる始末です。そんなおじさんの雑記をわざわざ公開するのは、どんなことでも世の中の誰かには価値がある面があるのかな、あって欲しい」と思っているからです。そしてこのブログを通して、ささやかなつながりができればうれしいですね。記憶力が致命的に悪いので、備忘録という面もあります。

 

また、私はビジネス系のブログ「ロコグローバルパーソン」(旧タイトル「グローバル人材を目指す思考と英語のブログ」←始めた当時の気合が見て取れます)というブログを運営しています。コンセプトは「ローカルにいながらグローバルで活躍できる人材」です。結果、あまりに優等生的なことを書きすぎて知恵熱がでるので、そのガス抜きという面もあります。ご興味のある方はサイドバーのリンクからアクセスしてみてくださいませ。

 

「ロコグローバルパーソン」をを始めたのはちょっとしたこときっかけでした。おかげで新しい世界を知ることができました。この「おじらるアーツ」で私が体験したような「新しい世界へのちょっとしたきっかけ」を提供できればうれしいです。

 

ちなみにアイコンの人物は中国の文人の「陶淵明」さんです。「桃花源の記(桃源郷)」で知られています。この方の”I am jsut a human”的な生き方が好きで、アイドルにさせていただきました。

 

 

 

 

「裏」を鍛える

「裏」という言葉にはどちらかというとネガティブな響きがあります。
裏口入学とか裏社会とか。

しかし、表裏一体という言葉があるように、裏と表は密接に変わっています。
ただ、表(オモテ)はよく注目されますが、裏(ウラ)それほど注目されません。

お仕事でもよく「営業は主役なので」と言って営業さんたちは励まされています。これは「営業が活躍するのは表舞台」という意味です。
間接部門はさすがに「裏部門」とは言われませんが、認識は「裏方」ですね。かくいう私も「裏に属する人間」です。今回はそんな裏の世界を少し垣間見てみようと思います。

 

裏の筋肉:筋トレでは真正面から見える大胸筋などの筋肉をミラーマッスルと呼んでいます。正面から鏡に映した時に映える筋肉です。しかし姿勢の保持や体幹を鍛える為には、裏側のマッスルを鍛えることも同じように大事です。中年以降は足が細くなったりするので、ハムストリング(太ももの裏)から背中を鍛えるデッドリフトがお勧めです。ちなみに私は「ミラーから目を背けたいマッスル」のカマキリ体系ですが、腰痛がデッドリフトでずいぶん改善しました。フォームに注意してやりましょう。

 

裏の拍:音楽でも裏が大事です。メトロノームというリズムを刻む機器がありますが、このメトロノームもカチッと音が鳴る表拍に合わせるよりも、カチッとなった後の無音の裏拍に合わせると非常に効果的なリズム感の練習になります。足でリズムをとる場合も、かかとが上がった状態で裏拍を意識するといい感じになります。私はまだ周りから「リズムが良くなったね」とは言われませんが、メトロノームがおかしいのでしょう。

 

表が主役、裏が脇役というよりも、表にいい表と悪い表があり、 裏にもいい裏と悪い裏があります。「裏に属する」皆さんも、いい裏を鍛えまくって、裏の世界を体験してみましょう。別な世界が見えるかもしれませんね。

 

補足:「表裏一体」
ちなみにこの表裏一体という表現は分かったようで分からないような言葉です。基本的には「二つの物事が密接に関わり合って切り離せないこと」です。また「一見二つの相反する物事のように見える」という前提もあります。例文を出せと言われてもなかなか出てきません。「どちらかが無いと存在できないもの」と考えると多少わかったような気がします。お仕事でも「営業部門も間接部門もどちらが欠けても会社が成り立たない」という感じですね。

 

どうでもいい補足2:カマキリは英語で

Mantisと言います。読み方は「マンティス」です。一説にはManという語源が「考える」という意味があるので、鎌を折りたたんでいる姿が祈っているようなので、この名前がついたようです。

ハンバーガーとミートボールサンドイッチのある街

この物体を見てどこのハンバーガーか分かった方はツウですね。

インスタ映えしないけど・・」と知人にこの写真をみせたところ、「インスタ映えどころか、何処のハンバーガーかわからない」と言われました。包装も商品の一部ですね。私にはインスタは無理そうです。
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正体は”バーガーキング”です。まさか私の住んでる市で開店するとは思ってもいませんでした。昔好きだったし、懐かしのアイドルに会いに行く気分で張り切って食べに行きました。大変おいしく、家族も高評価でした。

ハンバーガー考

ハンバーガーはチェーン店モノ、専門店モノと大きく分けて二つありますが、個人専門店があまり身近にないのがさみしいですね。ダイナー系(ファミレスとはちょっと違うアメリカンなレストラン、よく映画で登場人物たちが待ち合わせやお話しているような場所)やハンバーガー専門店といえば大きめのバンズに肉厚パテ、輪切りトマト、たっぷりのチーズやソースなど食事としての食べ応えがあります。数年前、歩いて数分の場所にバーガーの個人店ができました。そこのアボカドバーガーはリーズナブルでおいしかったのですが、1年も立たずに市場競争の大海に飲まれてなくなってしまいました。

サンドイッチ考

アメリカではArby’s (アービーズ)というローストビーフサンドイッチも好きでした。ハンバーガーと同じような丸いバンズにローストビーフが何枚か挟まっています。パテではないので「サンドイッチ」になるようです。日本からはすでに撤退済みのようです。

サンドイッチチェーンといえばSubway(サブウェイ)ですが、先日嫁さんが食べたのですが、いわゆるお洒落なメニューしかなかったですね。スタバとかにあるお上品なサンドイッチに成り下がって(成りあがって?)いました。エビアボカドなんとかとか。私がアメリカで好きだったのは「ミートボールサンドイッチ」です。サブウェイだけでなく、ちょっとしたガソリンスタンドみたいな店でも売っていて、長いパンの切り込みにミートボールパスタ(に似た)の具が挟んであります。四角い食パンにミートボールをサンドというパターンもあります。

個人専門店があるといい街の気がする

ハンバーガー・サンドイッチはパン屋さんとは違い、日本人にとってはそれほど日常的でもないため、チェーン店以外のハンバーガー・サンドイッチ屋さんは、都心以外でのサバイバルは結構難しいでしょうね。個人店が生き残れるのが(あくまでハンバーガー・サンドイッチ視点で)良い街の気もしますが・・・アメリカではそんな店がたくさんあります。ミートボールは時々自分で作りますが、いつか日本でミートボールサンドイッチ屋さんでも立ち上げましょうかね。





私には羽があるのか?ーおじさん青虫

生き物を育てるということは楽しいですが大変ですね。 その最たるものが子育てですが、そこはハードコアな話なので今回置いておいて、その他の動物を育てるということについて考えています。

 

去年はかなり多くの生きものを飼いました。ハムスターのハムちゃん、セミ、アゲハ蝶、カマキリ、ザリガニなど。

 

特に昆虫にとっては自然に生きていたところさらわれて迷惑千万な話だと思います。しかし蝉や蝶の孵化を見るのは初めてでしたが、かなり新鮮でした。カマキリを飼った時はバッタを頭から丸かじりするシーンが家族に衝撃を与えました。ザリガニは(当たり前ですが)なつかないし、餌をあげるときも威嚇をしてくるし、水も臭い。水槽を洗う担当者としてはやばやと「お母さんのところに帰りたがっている」と息子を説得し、元いた場所に戻しました。

 

昆虫の世界も大変です。うちのマンションの植え込みにミカンの木があり、アゲハの青虫が冬の間何匹もいましたが、見るたびに一匹、2匹と減っていき、ついに一匹もいなくなりました。寒い中必死にしがみついていても容赦なく鳥たちに食べられてしまったようです。「ここまで頑張ってきたのに・・・」と無常を感じますね。

 

人間に例えるなら青虫は子供で、 蝶は大人ということになりますが、どちらかというと蝶は子供や若者で、自由に飛び回っており、自分のような普通の大人のほうが青虫で風雪を耐え忍んでいるような気もしますね。大人の青虫は大空に飛び立つ訳でもなく、せめて子供の肥やしにもなればいいぐらいです。下手すると寄生虫になりかねません。

 

大人の青虫も羽ばたいてみたい。さて私にはまだ飛べる羽(翼とまでは言えない)はあるのか?羽のあることを忘れているのか?大空が怖いのか?食べられちゃうなら一度羽ばたいてみたい。おじさんなりに若い時のような「自分の人生を考えてみる」今日この頃です。

パパみたいにならなきゃいけないの?

わたしは子供の頃、勉強した覚えがないです。
会社の同僚の小学生のお子さんは、塾に通う優秀な上級生をみて「あんな人になりたい」と同じ塾に通い始めたそうです。
一方ほっとけば勉強をしないわが子になんとか勉強をさせたい私と妻は、「勉強ができないと将来仕事が選べないよ」などありきたりなことを言うしか能がない状況です。

 

ある日、子供が英語の勉強を嫌がるので、妻が「英語の勉強してないとパパみたいになれないよ」と子供に言いました。
それを聞いた子供はストレスもたまっていたのか泣いちゃいました。なお、困ったときに泣く芸を子供は身に着けていることをあえてお伝えしておきます。

 

その時のセリフが「パパみたいにならなきゃいけないの?」でした。

 

私はどこの角度からみても「ふつうのビジネスパーソン」です。事務系で1日中地味に働いています。英語はある程度できますが、英語を使って世界を飛び回っているわけでもないです。「一日中パソコンに向かって何をしてるの?」と聞かれます。

 

いやなんでしょうね、そんな働き方。
私も特に自分みたいな働き方をして欲しいとは思いません。英語を勉強して欲しい理由は、英語で(他の外国語でもいいですが)自分の世界を広げて欲しいからです。

 

英語以外の勉強をしろとは私はあまり言いませんが、あえて言えば「パパみたいになってほしくないので、勉強して考える力や計算力をつけておいて欲しい」ですかね。
ただ、こんなこと言っても、我々が子供時代に思ったように「余計なお世話」ですね。

 

子供には自分のような会社に滅私奉公的な働き方をさせたくないので「ロコグローバル人材(海外で活躍できる人材)になって幸せになる」とメインブログで記事をかいていますが、子供に対しては説得力がないですね。

 

せめて子供が「お父さんみたいな働き方も悪くないよね」 と感じられる、説得力のある働き方を目指したいものです。

 

哀しい楽しみ-仕出し弁当で盛り上がる

「哀しい楽しみ」、それはお昼の仕出し弁当です。中小の工場などに勤めてる方はわかるかもしれませんが、「まずい」です。知らない野菜もはいっています。漫画「火の鳥」にでてきたある惑星に生えていた植物に似ています。

 

作っている方には申し訳ないです。ただ、お値段も安く手軽なので、それを考えると「しょうがないのね・・・」と「・・・」な気持ちで弁当箱を開けることになりますが、そこには微かな「今日はいいものはいっているかな?」と期待もあります。弁当箱を開ける時に哀しみとと期待がブレンドされ、一人食堂の片隅で盛り上がっています。(メニューは掲示してありますが、あてになりません)。

 

お弁当を頼むのは圧倒的に男性が多いです。皆さん男らしく(死語)「おれは味など気にせん!」と5分ぐらいで食べて去っていきます。豪快ですがすがしいです。あのバンコラン少佐も「栄養補給に時間をかける趣味はない(しかし食事はステーキとワイン」と言っていました。

 

B級グルメエッセイ「丸かじりシリーズ」で有名な「食の巨人」の東海林さだおさんは、「一生の食事の回数は決まっているので1度も無駄にしたくない」とよく言っています。私も限られた食事の回数をマインドフルネスで美味しく楽しみたいですね。あと10年間で会社で食事するのも2,200回。これを多いとするか少ないとするか。

 

「孤高のグルメ」はこの年末に初めて見ましたが、マインドフルネス食事を実践していますね。NHKの名作「サラリーマンネオ」に通じるシュールさがあり、人気になるのもうなずけました。