おじらるアーツ

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パパみたいにならなきゃいけないの?

わたしは子供の頃、勉強した覚えがないです。
会社の同僚の小学生のお子さんは、塾に通う優秀な上級生をみて「あんな人になりたい」と同じ塾に通い始めたそうです。
一方ほっとけば勉強をしないわが子になんとか勉強をさせたい私と妻は、「勉強ができないと将来仕事が選べないよ」などありきたりなことを言うしか能がない状況です。

 

ある日、子供が英語の勉強を嫌がるので、妻が「英語の勉強してないとパパみたいになれないよ」と子供に言いました。
それを聞いた子供はストレスもたまっていたのか泣いちゃいました。なお、困ったときに泣く芸を子供は身に着けていることをあえてお伝えしておきます。

 

その時のセリフが「パパみたいにならなきゃいけないの?」でした。

 

私はどこの角度からみても「ふつうのビジネスパーソン」です。事務系で1日中地味に働いています。英語はある程度できますが、英語を使って世界を飛び回っているわけでもないです。「一日中パソコンに向かって何をしてるの?」と聞かれます。

 

いやなんでしょうね、そんな働き方。
私も特に自分みたいな働き方をして欲しいとは思いません。英語を勉強して欲しい理由は、英語で(他の外国語でもいいですが)自分の世界を広げて欲しいからです。

 

英語以外の勉強をしろとは私はあまり言いませんが、あえて言えば「パパみたいになってほしくないので、勉強して考える力や計算力をつけておいて欲しい」ですかね。
ただ、こんなこと言っても、我々が子供時代に思ったように「余計なお世話」ですね。

 

子供には自分のような会社に滅私奉公的な働き方をさせたくないので「ロコグローバル人材(海外で活躍できる人材)になって幸せになる」とメインブログで記事をかいていますが、子供に対しては説得力がないですね。

 

せめて子供が「お父さんみたいな働き方も悪くないよね」 と感じられる、説得力のある働き方を目指したいものです。